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着用時の寸法で計測した方が良いと判断した場合は、着寸と明記の上、寸法を記載しております。
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2018/03/16 00:01

 

先月、バンコクで胸の手術をされたばかりのプリンセスと。
術後で体調がすぐれない中、ホテルまでいらしてくださいました。

アクセサリー工場では、カラフルなシルクのTシャツ、ワンピース、ネックレス、シュシュを作ってくれたスタッフが、出迎えてくれました。
コサージュにも挑戦してもらいましたが、作り方に間違いが・・・
今回の依頼でも、またチャレンジしていただきます!

シルクを作る人たちが、シルクを着たことが無いのは、致命的だと思い、縫製スタッフの二人に、自分たちの縫ったシルクをプレゼントしました。洗って絞り仕上げするタイプのデザインなので、そのやり方を伝えました。写真は、まだ洗っていない状態で着ています。

生糸の需要は高まり、市場の価格はジワジワと上がっています。
しかし、展示会は、2016年には良かったそうですが、今年は非常に厳しいそうです。
得意のデザインは、どんどんコピーされ、同じものが沢山市場に溢れてしまった事が原因だそうです。
買うのは、観光客だけ。プノンペン市民は、その対象にならないのが現状です。
けれども、「もうこれで良し」はないので、「改善や工夫を重ねて頑張りましょう!」と話しました。
プノンペンでは、あぁ、おしゃれなお店がOPENしたな~と思って、数か月後にまた行くを繰り返すうちに、だんだんそのお店の輝きが無くなり、クローズしてしまうケースが見られます。
想像するに、もう自分たちでやってね!と、引き渡されたケースなのではないでしょうか?
また、空港では、以前沢山陳列していたアルチザンの洋服が、すごく少なくなっていて、ビックリしました。

村でも、織りの仕事が減っており、昨年織を始めたスレイリャちゃんは、今プノンペンで販売の仕事をしているそうです。
そこで、職業訓練を行っているクロマークローズショップに、見学に行きました。
こちらでは、無料で3ヶ月で洋裁の基礎を教えてくれるそうですが、生徒は少なく、今は、午前中のみの開校となっていました。
未来の自分の為に、技術を身に着けていく事を提案しましたが、いずれにしても本人のやる気が一番に変わりはありません。
人のやる気スイッチは、どこにあるのか?わかりませんが、技術を磨く事は、必ず自分の為になると思う私は、あの手この手で、提案をし続けています(笑)

たった2~3日の出張でしたが、通訳のピセットさんを通して、学び多き出張となりました。
日本も近代の歴史を正しく知ることが大切だと思うこの頃ですが、カンボジアにおいても同様で、自分たちの今を理解する上で、この状況を産み出した考え方がどこから来るものなのか? そして、これからどうしていくべきなのかを考えて行きたいと思います。
7月ごろ、選挙が行われるそうですが、国民はもう内戦はまっぴらと考えているので、今の政権が継続される様子だそうです。

10年が経ち、今回とても素敵なシルクを織ってくれたモンとマリスに感謝し、
カンボジアのナショナリズムとして、シルク産業がより洗練され、受け継がれるように、協力できたら…と思います。