メインの織手、モンさんとマリスさんと❤^^❤ 今回、マリス(ジャスミンの花の意)さんの織ってくださったボーダー柄のシルクは、9年の歩みの成果物!と言える布になりました! 10月中旬には、そのシルクでブラウス、ワンピース、シュシュ、アクセサリーが上がってきます* そして、カンボジアと日本の両方でご紹介する予定です!
縫製をお願いした工場のスタッフの方から、「とても素晴らしいシルクですね」とお褒めの言葉をいただきました。カンボジアはフランス領でしたので、ヨーロッパの方が多くおられます。「ヨーロッパのお客様にきっと気に入られると思います」と言って頂きました。
まだ小さいロットですが、村オリジナルのシルクを生かせる展開を地道に育んで参りたいと思います。
ボーダー柄は、ピッチが小さいので、織るのはとても大変です。
今回「心を込めて丁寧に織る意味が良くわかった」と織手から言われた時に、「あぁ、続けてきて良かった」と思いました。
大変だけれども、またお願いしたら織っていただけますか?と聞くと、「はい」と快い返事が返ってきました^^
時をかけて、育んだのは、信頼関係だったのだと思いました。
プリンセスの次女、シュシュさんには、縫製サンプルのブラウスを着用いただきました。
縫製依頼の一場面。襟ぐりとアクセサリーのバイアスにかかるシルクの用尺を確認しています。
私が日本で縫製する際に頼りにしているテファールのアイロンも使って頂きます。
ミシン糸や、ゴムも日本から郵送します。
オリジナルシルクを生かすアイテムを考え、日本から持参したパターン(型紙)・仕様書・サンプルと共に、丁寧に織られたシルクを預けしました。
本生産の依頼は、今回が初めてでしたので、カンボジアで手織りシルクの流通(小さくてもしっかりとした)を作りたいとお話しし同意いただいた上で、生産コストを話し合いました。
APSARAから発信する「スマイルトレード」を踏まえ、生産者の声をその都度聞いて反映させていこうと思います。
そして、織手同様に、手織りシルクの縫製者にも、そのやりがいや使命感のようなものが芽生えたらいいなと思います。
中2日間の短い出張でしたが、この他にもカンボジアでブランドを立ち上げた「Siturae」のひろ子さんに同行いただいたり、プリンセスのお宅を訪問したりなど、とても充実した時を過ごすことが出来ました。
*全てに感謝いたします*